2013年8月6日火曜日

バターナイフに込めた ちょっとしたこだわり







この春、クラフト展に出展した時のことです。


あるお客さまが

バターナイフを右手で持ち

左の手のひらをパンにみたてて

塗る仕草を繰り返して

使い心地を確かめてました。


真剣な品定め、嬉しいなぁ

と、見守っていると


左利き用も同じように確かめていらっしゃった。


・・・ん?


で、結局そのお客さまは

左利き用を買っていかれました。



理由が分からず

お客さまが帰られたあと

同じように確かめてみました。


するとあることが分かりました。


うちのバターナイフはバターをパンに広げる際

手前から向こうへむかって塗り広げるように作ってありました。

左利き用を使うとそれが逆になり

向こうから手前にむかって塗り広げるように使えました。



なるほど!

改善の余地あり!!





これが改善後のものです。

刃の部分の厚さのピークが中程にあります。

(以前は背の部分が厚さのピークでした)


これで両方の塗り方に対応できます◎




これは以前からですが

刃の部分は大きく弧を描いてます。

それにより

・ 安定してバターがすくえる

・ 塗り広げる際、パンに引っかかりにくい

・ ジャムスプーンとしても使える


ひとつひとつ手作業で削り出してるので

それぞれ少しずつ形が違います。


お買い求めの際は

じっくりと使い心地を確かめてから

お気に入りのものを選んでくださいね◎












           

2 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      またいつでも来てくださいね◎

      削除